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再訪 「赤の女王」説

 ・・・女王さまは言いました.「よいか,ここでは,おなじ場所にとどまっておりたければ,力のかぎり走らねばならんのじゃ」 (キャロル著,脇明子訳「鏡の国のアリス」岩波少年文庫)
キャロル赤の女王図.jpg


 「赤の女王」説は,「生物にはなぜセックスがあるのか?」という大問題を扱った学説です.
 生物はセックスがなくても子孫を作れます(無性生殖).ただし無性生殖では遺伝子は変りません.子は親と全く同じ遺伝子です.子が何人(何匹)生まれようと,みな同じ遺伝子をもっています.無性生殖とは親のコピーを作ることです.
 
 これに対し,有性生殖では多様な子孫が作られます.環境が変化する時は,有性生殖のほうが有利になります.しかし環境が一定であれば,無性生殖に比べ有性生殖は圧倒的に不利です.
 だから現存の生物の大多数が有性生殖を採用している理由は,生物の生きている環境というのは見かけほど一定ではなくて,じつは時々刻々と変化するものに違いない,と考えられます.

* * *

 では,その時々刻々と変化する環境とは,どういうものでしょう? さまざまな「環境」が変化するでしょう.しかし最も重要なのは病原体の存在,かもしれません.

 生物と病原体の関係は,軍拡競争によく例えられます.それはしばしば,一方が生存すれば他方は滅びるという熾烈な勝負になります.負けそうになった側は,遺伝子の組成を変えます.そして勝ちに転じたら,こんどは相手の負けが混んできます.そこで相手も遺伝子の組成を変える必要がでてきます.こういう関係が続く限り,生物も病原体も,どちらも常に遺伝子組成を変える必要性に迫られているわけです.

 ところでこの場合,「軍拡競争」という比喩は,あまり適切でないかもしれません.ナイフで殺し合っていたのがピストルに,ピストルが大砲に,大砲が爆弾に,というような軍事技術の拡大や充実とは少し違っています.生物と病原体の競争は,むしろジャンケンに似ています.相手がグーを出している時は,こちらはパーを出せば良い.相手がチョキに切り替えたら,こちらはグーを出す.こういう競争では軍備の拡大や進歩はありません.相手の出方によってこちらも出方を変えるだけです.そこにあるのは「変化」であって,必ずしも「進歩」や「拡大」ではありません.

* * *

 生物集団の遺伝子の組成が変化することを,生物学では「進化」といいます.その定義を採用すれば,生物と病原体とは生き残るために,共に「進化」し続けているわけです.進化によって生物は進歩することもありますが,ジャンケンのように同じ所をぐるぐる回っているだけの進化もあります.生物学的には「進化」とは「変化」であって,必ずしも「進歩」を意味しません.

 病原体も含め,生物は他のさまざまな生物とともに生きています.こういう生物的環境は時々刻々と変化するので,生物は無性生殖で自分のコピーさえ作っておけば良いというわけにいきません.有性生殖を行なって,「全速力で進化し続ける」ことが常に要求されています.それはルイス・キャロルが「鏡の国のアリス」で描いた「赤の女王」の国とどこか似ています.

 「この世にセックスが存在するのは,生物が病原体と闘わねばならないからだ」と主張する学説が,「赤の女王」説と呼ばれるのは,そういう理由からです.
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豊岳正彦

ムースクナビコナ菩薩国日本国憲法は宇宙の真理仏法なり


「日本人なら空気を読むな漢字を読め」
latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-769.html

空気は生きていくために呼吸するものであり読むものではない。
第一空気とか雰囲気とか親からもらった眼で生まれてから死ぬまで見えないものである。
生物たるもの目に見えないものを読めるわけがない。
これが宇宙の真理である。
空気を読めとか、生物失格の愚か者の妄想である。

霊長類として読まねばならぬものは文字である。
言葉を文字にして他人に伝える、これが人間である。
文字が読めない者は人間失格社会人失格である。
文字が読めてはじめて人間たり得社会人たり得るのである。
これは人間の真理である。

すべて生物の言葉は親の真似をして使い方を覚える。
親のことばを盗用して使うのである。
これが生物の真理である。
著作権や特許権や所有権など、人間以前にそもそも生物失格の愚か者の妄想に過ぎない。

人間だけが文字を使う。
人間社会には地域によって種々の文字言語が存在するが、特に日本語は地球でもっとも優れた言語であり、最も修得が難しい宇宙で唯一の融通無碍言語である。
日本人の親から生まれた日本人は皆親の真似をして三つ子(満1歳半)で全員が世界一難しく優れた日本語を使いこなすのである。
日本人なら両親と両親をこの世に生み育ててくれたご先祖様に感謝してご先祖様のご恩を死ぬまで忘れることがない。
これが「三つ子の魂百まで」の親孝行と他人に親切である。

漢字が読めない者は日本人失格である。

数え16歳満14歳で元服成人した人間という地球霊長類の中でも、日本人中学校卒業者は一人残らず日本語の漢字が読み書きできるのであり、満15歳以上でそれができない者はそもそも日本人の大人すなわち日本国憲法主権者国民失格である。

そして日本人のご先祖様おとなたちはみな文武両道の武士道と宇宙の真理仏法僧三宝に帰依したムースクナビコナ三宝帰依仏心武士道菩薩であるのだ。

南無父母無二仏 合掌 www.tamano.or.jp/usr/kyushoji/bbs.html

武士道即仏道父母恩重経、

日本国憲法は地球憲法、

これが宇宙の真理であるよ(笑)

地上げ屋サンが止めてくれないからなんぼでもコメ積んじゃった(笑)
by 豊岳正彦 (2017-05-18 14:45) 

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